まず確認すること
- 眼が白く濁っていないか、最近の体重増加または体重減少がないかを見ます。
- 水の減り方やトイレまわりの濡れ方が増えていないかを確認します。
- 果物や甘いおやつ、糖質の高いフードを常用していないかを見直します。
観察ポイント
デグーは糖代謝研究に使われ、糖尿病と白内障の関連が報告されています。一方、飼育下の白内障には加齢や先天性を含む複数の要因があり、肥満、白内障、多飲多尿のどれか一つだけで糖尿病とは診断できません。
多飲多尿、白内障、食欲や体重の変化、元気低下は受診の手がかりです。診断には病歴と診察に加え、血糖値や尿中の糖などを獣医師がまとめて評価し、必要に応じて再検査することがあります。自宅の見た目や一度の飲水量だけでは判断できません。
初動
- 果物や甘いおやつは中止し、普段の牧草中心の食事を保ちます。自己判断の絶食や急な減量は避けます。
- 体重、水の減り方、尿で濡れた範囲、眼の見え方、食事内容を日付つきで記録して受診時に伝えます。
- 視界が落ちている可能性があるため、ケージ配置を急に変えず、移動導線を安定させます。
受診の目安
白内障、多飲多尿、はっきりした体重変化、元気低下がある場合は早めに受診し、食事記録も見せてください。食べない、ぐったりする、脱水を疑う、呼吸が乱れる場合は糖尿病かどうかの自己判断をせず、当日中または緊急で受診先へ連絡します。食事の見直しは予防・管理の一部であり、検査や治療の代わりにはなりません。